インプラントは歯の治療方法の1つであり、歯を抜いた箇所に人口の歯根を埋め込んで土台を作る方法です。できれば歯は抜かないようにケアしておくことが大切なのですが、虫歯が悪化したり怪我によって抜かなければいけなくなってしまう場合もあります。歯が抜けたままになっておくと顔が歪んだり、きちんと食べ物が噛めなくなったり、噛み合わせが悪くなって身体のバランスが悪くなってしまうのです。これまでは入れ歯やブリッジで抜けた歯の代わりを作っていましたが最近では顎の骨に人工の歯根を埋め込んで、連結部分を装着して人工のセラミックで作った歯をつけるインプラントを利用する人が増えています。これはこれまでの治療法とは違ったメリットがあり、健康な歯を削る必要がなくぐらつきや違和感、食べ物が挟まってしまうなどの問題がないのです。自分の歯と同じようにしっかりと噛むことができ、また見た目も美しいことから人気が高くなっているのです。しかし全て自由診療となってしまうため1本15万円～と高額な費用がかかってしまい、治療にも時間がかかったり手術後にも定期的にメンテナンスを行う必要が出てきます。しかし健康な歯を長く保っていくためにはインプラントのほうが適しています。
加齢や歯周病などが原因で、自分の歯を失ってしまった時、以前は入れ歯を作る事が一般的でした。入れ歯は費用もリーズナブルで、手軽に作れるというメリットがある一方、自分の噛み合わせにピッタリ作る事が難しいという、デメリットがあります。ですので入れ歯にして「硬い食べ物が食べずらい」という、不便さを感じる方も少なくありません。このような入れ歯の不便さを解消したのが、「インプラント治療」です。この治療は顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する事で、新しい歯を作るのが特徴です。入れ歯は歯茎の上から人工歯を装着する為、どうしても「ぐらつき」や「がたつき」を感じやすくなっています。インプラント治療では金属製の歯根を、顎の骨に直接埋め込むので、入れ歯のようなぐらつき感は起こりません。また、しっかり噛む事ができるので、硬い食べ物も今までの通り食べる事が可能です。顎の骨に人工歯根を埋め込む際は、骨に穴を開けるなどの外科的な手術が必要になります。手術と聞くと痛みが強いのではと、心配になりますが手術の際は、局所麻酔を施すので、痛みを感じる事はありません。また手術後も痛み止めを処方されるので、安心して受けられる治療です。
患者さんの口腔健康観や行動の変容を最重視して取り組んでおります。
Last update:2024/10/28